リニエ訪問看護ステーション四ツ橋サテライト平野
作業療法士
スタッフの日常
2023年1月3日、今日も訪問仕事です。
いいお天気で、道は空いていました。
私たちは、ご利用者の状態によって必要があれば年末年始も訪問します。
お正月に頼んで良いのか…とスタッフのことを気遣ってくださる方や、同居のご家族を思って訪問をキャンセルなさる方もいらっしゃいますが、通常のペースでリハビリが必要な方や独居の方、ご家族が年末年始も働いていらっしゃる方などは平日と変わらず訪問させていただいており、この時期のご利用は様々です。
さて、そんな1月3日の移動中のこと。
平野公園近くを自転車で通り抜けると地車の賑やかな音がします。
夏祭りが有名ですが、今から?夏の練習??とハテナだらけ。
実は、この日は杭全神社の祭りだったようです。
たまたま、この「注連縄奉納」のことが書かれている「だんじり新聞」を見つけたのですが、地車でしめ縄を奉納するのは全国でも珍しいことなのですって。
以前は、予定をつめつめで訪問に回っていましたが、今はこんな風に、ホッと一息つくのが大切だなと思って時間に余裕を持つようにしています。
少し足をとめてみる、周りを見渡してみる。
街の情報を知っておくことでご利用者とのコミュニケーションも弾みます。
在宅でのリハビリを受ける方の中には、おひとりでの外出が難しい方も多いので、立ち止まって撮影した写真を見ていただくと、それだけでもご利用者に喜んでいただけます。
そんな時間をとても嬉しく思います。
以前、病院に勤めていた頃は、リハビリは生活の一部というよりも、退院するための回復に集中する期間という位置づけでの関わりが強く、リハビリ中はリハビリのお話しかできない状況でした。
しかし、今は、街の出来事やスーパーのお得な情報、移動中に目にした風景など身近なお話も交わすことができますし、ご利用者の生活に寄り添って、ご家族や他の支援者とともに生活の一部を支えていることを実感します。
皆さまにとって今年も素敵な一年になりますように。
かなえるリハビリ訪問看護ステーションサテライト平野 清水